2014-08-28
ピア・カウンセリング講座開催の協力をしていただける方募集しています
全国自立生活センター協議会(JIL)によると、ピアカウンセリングは1970年代初め、アメリカで始まった自立生活運動の中でスタートしました。自立生活運動は、障がいのある当事者自身が自己決定権や自己選択権を育てあい、支えあって、隔離されることなく、平等に社会参加していくことを目指しているとあります。ピア・カウンセリングとは、自立生活運動における仲間(ピア)への基本姿勢のようなものだということです。
私たちの運営するRenee福祉サービスでは、精神的に大変生きづらく不安定な状態で苦しんでいる方が多く在籍しています。健康が安定している時はいいのですが様々な要因で突然調子を崩し、ドクターの診察や相談員の方のお力をお借りせねばならないことがよくあります。
ピアカウンセリングでは、お互いに平等な立場で話を聞き合い、きめ細かなサポートによって、地域での自立生活を実現する手助けをするのですが、ドクターにお世話にならなければならない状態になることを少しでも防ぐためにも、うちを利用されている障がいのある方同士で苦労を分かち合い、支え合える技術を身につけることができれば、私たちもサポートをかなり効果的にできるようになると思います。
高知でも様々なところでピアカウンセリングが行われているようですが、できれば気心の知れた職場の仲間同士でやれないものかといろいろ調べています。
ピア・カンをやられている方で、私たちにご協力いただける方はおられないでしょうか。今年は例年以上に不安定な状態になる方が多いように感じています。少しでも仕事に集中できる状態になることを願っています。
情報お持ちの方も含めましてご連絡いただけたら幸いです。
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